KARAKUSA -The rhythm of lines
 線が奏でるリズム
Client:SHISEIDO
Year:2024
Venue:SHISEIDO FUTURE UNIVERSITY
Role:installation Design
AWARD:IF design award​​​​​​​,日本空間デザイン賞 GOLD prize
KARAKUSA-線が奏でるリズム-は資生堂唐草の「曲線」と「直線」をテーマにしたインスタレーション作品である。唐草の歴史を振り返ると共に未来への成長の象徴として再解釈し、ウィンドウではリボンの動きで筆跡のような美しい曲線を描いた。エントランスでは唐草模様が立体的に立ち上がる什器を配置し、来場者が歴代パッケージや体験型展示を通して資生堂の美の歴史と未来を体感できる展示空間をデザインした。
たゆまず成長する植物の生命力を象徴する文様として、古来より東西を行き来しながら発展してきた唐草。資生堂においても、美の遺伝子として長く受け継がれてきたこの文様を、本作では未来へ向かって生成され続ける線として再解釈した。
手がかりとしたのは、資生堂デザインの基礎を築いた山名文夫のイラストに見られる、フリーハンドで描かれた伸びやかな筆跡である。一定の規則に収まらず、リズムを奏でるように連なるその曲線を、リボン、影、透過、視点の変化によって空間へと立ち上げた。
ウィンドウディスプレイでは、レイヤー状に構成したリボンが光を受け、影を落としながら奥行きを生み出す。線は平面に描かれた図像ではなく、見る位置によって重なり方を変える立体的な存在として現れる。
室内エントランスでは、空中に浮かぶ線と床面に描かれた線が交差し、来場者の移動に合わせて二次元と三次元の感覚がゆるやかに入り乱れる空間を計画した。受け継がれてきた唐草を、静止した装飾ではなく、いまも描かれ続ける線として空間化した。
process
credit
Client : SHISEIDO

Art director  : YUMA KANO
Designer:Misato Nunokawa / Misaki Ujiie
graphic Designer:SUNAo miyazaki

PM : Kohei Kumazaki
Production : Akira Miyajima
Shunsuke Suzuki / Takashi Matsumura
technical director:Yuto Mitani / TAKASHI Nakagawa
Producer:seishiro Tate
Production Cooperation : HIRAMIYA

Photo : MASAYUKI HAYASHI

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